私たち「まちのでんきや」のお店にはほぼ毎日、高齢者のお客様からお電話が入ります。その内容は
- ・電球や電池、掃除機の紙パックなどの消耗品が切れたので持ってきて欲しい
- ・家電やリモコンの使い方が分からないので教えて欲しい
- ・家電を買いたいけど店まで行けないのでカタログを持ってきて最適なものを提案して欲しい
などのご依頼が主なのですが、いざお客様のお宅へお伺いしますと、お客様から
「申し訳ないけれど、玄関のドアホンのネジが緩んで落ちかけているので締め直してもらえないかしら」
「こんなことお願いして悪いんだけど、携帯電話の電話帳にこの番号を登録してもらえないだろうか」
「キッチンの水道からぽたぽた水が垂れてて気になるんだけど、何とかならないかしら?」
「裏庭の虫が増えて家の中にまで入って来て困っているんだけど・・・」
といった、ご用以外の
ちょっとしたお願いやご相談を頂くことが少なくありません。
こうしたリクエストは、若い人から見れば何てことのない些細な困りごとかもしれませんが、年齢を重ねるに連れて出来ないことが段々と増えていく高齢者にとっては大きなストレスです。